アメブロアクセスアップ代行を行なっていました
アメブロのアクセスアップ代行を私たちは提供していました。本ページのトップに掲載した画像の通り、私が実際に更新していたアメバブログのアクセスアップに役立つツールなどを試し、また、さまざまなノウハウを実験し、もっとも効果的で安価に提供できるアメブロアクセスアップの方法で10,000PVを達成し、アメバランキングにもランクインしたので、サービスの提供を始めたのです。
しかし、現在は、アメブロのアクセスアップならびに外部ブログのアクセスアップ支援サービスは提供していません。
本ページでは、外部ブログの優位性や、体験の中からデータとして得られたアメーバブログの是非について、ご紹介します。アメーバブログのアクセスアップ方法もご紹介していますので、参考にしてください。
アメーバブログのアクセスアップ
過去、私はアメブロでいくつものアカウントを開設し、5ブログほどを運営していました。しかし、今ではひとつを残し全て閉鎖しています。これは、なにもアメブロがダメだというからではありません。その理由もお伝えします。
また、現存するアメブロ(『低コストで「できる」ネット集客講座』)も2013年11月の投稿を最後に(その後、何度か「アメバなう」の投稿はしましたが)更新を行なっていません。その理由も決してアメブロが使えないというわけではありませんので、アメブロユーザーの方はご心配なさらないでください。
私は、業務効率上アメブロの更新を辞め、別の方法で情報発信することへとシフトしていっただけです。もちろん、この情報発信方法を変えるには適切なタイミングがあると感じています。それでは、ひとつずつ解説していきたいと思います。
まずは、アメブロのアクセスアップ方法。実際にアクセスアップ支援を行なっていた時の方法をご紹介します。
アメブロのSNS特性を利用してアクセスアップ
アメブロを運営する「Ameba」には、ブログ以外にもSNS的な要素を持つブロガーが交流できるサービスがたくさんあります。今はもう廃止されたようですが「アメバなう」も、そのひとつでしたし、今でも人気の「グルっぽ」や「アメンバー」「ペタ」「読者登録機能」などは、アメブロのアクセスアップにおおいに役立ちます。
当初、アメブロアクセスアップ支援で行なっていたのは「ペタ支援」でした。とても安価で優秀なツールを見つけることができたので、ブログ記事代行や運営代行をご依頼中の方に無料でアクセスアップの支援としてご提供していました。アメブロの読者登録やアメンバーの申請代行、ペタ返しなどは、出来高に応じた課金制度を設定しご提供していました。
すごくシステム的でSNS要素を巧妙についたテクニックだと多少違和感を感じていたのは事実です。ただ、それを行うことで実際に問い合わせをくださる人が、悩みを解消できたり、希望を叶えることができるのならと、割り切って私自身も使っていました。ご予算がある方には、そのツールをご紹介し、無料でツールの使い方のご相談に応じていました。
しかし、やはりそこはシステムです。
アメブロは、機械的な「ペタ」「読者登録」「アメンバー申請」にシステムロックをかけるようになったのです。当然と言えば当然のことでしょう。このことに関しては予測の範囲でしたので、アメブロアクセスアップをご依頼の方でツールの使用を希望された人には、契約中にシステムロックがかかる場合があることを了承の上、ご契約をいただいていました。
さて、ツールの締め出しは行われましたが、「ペタ」「読者登録」「アメンバー申請」は、今でも有効なのでしょうか。
すでに私はアメブロの更新を何年もストップさせていますので、実体験としてお伝えすることはできません。しかし、アメブロだけでビジネスを成り立たせている人もいらっしゃるので、そんな人たちからお話を聞かせていただきました。すると…
今では、「いいね!」機能も加わり、やはり「ペタ」「読者登録」「アメンバー申請」や昔ながらの「コメント」による、読者との交流、アメブロガー同士の交流は、アクセスアップはもとより、ビジネスにつなげるにも有効だと言うことでした。
SEOの見地から見たアメブロのアクセスアップ
アメブロや無料ブログサービスは、一時期SEO業界の中でも検索上位表示に有利だともてはやされました。2011年前後は、その全盛期だったのかもしれません。なぜ、アメブロがSEOや上位表示対策に有効だともてはやされたのかと言うと、それは当時「ペイジランク(通称:ページランク)」と言う指標が検索ランキングに大きな影響を与えていたからです。
例えば、このサイトのURL「kijidaikou.com」は、ページランク5を獲得していました。ページランクはその名の通り、各ページに「評価無し」からランク10までの12段階で評価されていました。ですから、下層のページにはページランク4、や3と言う評価を受けていたページもありますし、トップページと同じ「5」を獲得したコンテンツもありました。そこでアメブロはペイジランクがいくつだったかと言うと「7」だったのです。
ペイジランクが高いと言うことは、ドメインの持つ力が強く、検索上位表示に有利だと言う仮説のもと、アメブロを使うSEOマニアが増えました。実際にアメブロは「ameblo.jp/〇〇〇/」という形式でURLが付与されますので、アメブロのドメインが持つ影響力を享受することができます。
そして、なぜ、このような恩恵を受けられるのか、なぜ、ドメインに検索ランキングに有利なパワーが宿るのかを調べた人がおり、それは「リンク」が影響しているとのことでした。
このリンクとペイジランクを巧妙に掛け合わせた検索ランキングスパムテクニックは、「ペイジランク7から〇〇本のリンクを送ればペイジランク4を作ることができる」などの法則まで生み出すツワモノ(キワモノ?)が生まれるほどでした。
このロジックが知れ渡ると、SEOマニアは中古ドメインを使った検索ランキング・スパムをはじめました。使用期限が切れる高いページランクを保有したドメインを使用期限が切れる直後にオークションで落札。そのドメインにコンテンツを流し込み、一昼夜で検索の多い人気検索キーワードで1位に!なんてことも行われました。
恥を忍んで告白すれば、私もテストと検証を兼ねて、過去海外の中古ドメインオークションに参加し、「ダイエット 食事」という月間検索ボリュームが10万回程度あるキーワードで1位を取得した経験があります。しかし、所詮スパム行為です。
約6ヶ月後にGoogleより検知され、検索結果に表示されなくなりました。
ちょうど、Googleがリンクスパムを取り締まる検索アルゴリズムを導入し、それと同時に過去から根強くあったいくつものSEOスパムを根絶するようになったため、このようなスパム行為は瞬く間に検索ランキングから姿を消したのです。
これと同時に何が起こったかと言うと…
ペイジランクは廃止され、ドメインパワーが及ぼす検索ランキングの影響はほとんど感じられなくなったのです。また、「ペイジランクの受け渡し」と呼ばれるリンク手法を使ったサイトも同様に検索ランキングから姿を消しました。「ペイジランクの受け渡し」はリンクによって行われます。Googleのクローラーがリンクを辿れば、そのリンク元もリンク先も特定することはできます。
WordPressも無料で導入は可能ですが、サーバー代やドメイン代が少なからず必要です。当時は今ほどレンタルサーバーも親切ではなかったですし、サポートが充実したレンタルサーバーもほとんどなかったので、誰もがこぞって、アメブロなどの無料ブログサービスを使っていました。
お金もかからなければ、SEOにも強いと評判になったアメブロは、アフィリエイターやSEOスパマーもこぞって利用しており、遂にスパムの影響がアメブロにまで及んだのです。
聞いた話によると、アメブロを運営するサイバーエージェントにGoogleからの指導が入ったと言う噂まで流れるほどでした(真相は知りません)。
そこで、アメブロはアフィリエイトブログを締め出しはじめました。
また、アフィリエイトを専門としたブログだけではなく、「トラフィックの流入」を目的とした商用利用のアメブロにも規制を敷いたのです。どう言うことかと言うと、ホームページを持ちアメブロでアクセスアップをはかり、そのアクセスアップした分の一部のトラフィッックを自前のホームページに流すことを目的としたアメブロを規制したわけです。
これと同時に、商用利用アメブロに対するクレームや消費者庁入電による指導が入ったなども噂されています。
さらに2016年の暮れには、DeNAが運営するキュレーションサイト『WELQ』の騒動を受けて、アメブロの運営元サイバーエージェントが運営するサイト『Spotlight』も、Googleによって吊るし上げられ、その評価を下げ、再びアメブロ利用者への制限を強化しはじめているそうです。
私は2012年から始まったGoogleの取り組みに対して、いくつかの実験を残し、そのほかの実験サイト以外には対策を打ちました。私たちの実質的なビジネスサイトは、元来から根底としている施策でSEOすることに戻し、当時はまだSEO業界に関係していたので、この重要性を訴え続けました。しかし、2013年くらいまでは十分にその余波でスパム行為もGoogleの目をかいくぐることができていたため、横行は続きました。結果、この時限爆弾付きSEOノウハウを好む業界から、私たちは抜け出したわけです。
そして、一連の実験に必要性を感じなくなった2013年の11月にアメブロの更新をやめ、各種アメブロのアクセスアップ代行やアメブロカスタマイズのサービスを終了し、私は、各種アメブロで運営していたブログを整理し、WordPressによる情報発信を強めていきました。
アメブロアクセスアップと記事代行
アメブロアクセスアップのツールによる支援サービスを廃止した本サイトには、アメブロへ投稿する記事の代行サービスを希望するご相談が増えていきました。
「なぜ、アメブロなのですか?」と、尋ねると、その多くはホームページを開設する費用がなく、ホームページを自作することもできないので、無料で使えて人気のアメブロを始めようと考えたとのことでした。このようなアメブロ未体験方が約4割、残り6割はアメブロ経験者で、アクセスアップにつながる記事の書き方がわからないので、代行して欲しいとのことでした。
アメブロ未体験の方は、アメブロがアクセスアップに有効だと言う話をどこからともなく耳に入れ、そのほかの状況(ホームページを作る資金不足など)から、アメブロを選択したようでした。前述の通り、アメブロは商用利用に制限をかけています。しかし、アメブロ未経験者はそんなことは知りません。何の警告も予告もなくブログが閉鎖されることもご存知ではないのです。
ですから、アメブロへの記事代行は「契約中に突然アメブロが閉鎖されたとしても、一切私たちは責任を負えませんが」と言う話から始めざるを得ません。当然、ご相談者は困惑します。「みな、どうされているのですか?」ほとんどの方から、このように訪ねていただいていました。そこで、私たちは安心して使えてサポートも充実しているエックスサーバーなどをご紹介し、WordPressならアメブロと同じようにブログを書くことができるとお伝えしました。エックスサーバーなら月額1,000円程度でレンタルすることができ、WordPressもワンクリックで設定できます。
WordPressの導入には、ブログのデザインが難しいと悩まれる人も少なくありませんが、インターネットには素敵なWordPressのデザインテンプレートを無料配布しているサイトや安価で提供してくれている企業がたくさんあります。
実は、このサイトのテンプレートも海外のWordPressテンプレートを使用しています。価格も42$と、とても安価でした。WordPressのテンプレート(通常は「ワードプレス・テーマ」という)は、デザインだけでなくホームページを作るための機能も充実しているものがたくさんあります。覚えるまで多少苦戦するかもしれませんが、覚えていくとホームページ制作会社でも始めようかと思えるくらいのWEBサイトやブログをデザインできるようになります。
多少、WordPressの話に流れてしまったので、アメブロのアクセスアップと記事代行に話を戻します。
私たちが、アメブロへの記事代行をお勧めできない理由は、アメブロが持つアクセス解析とアメブロのアクセス特性にあります。「アメブロのアクセス特性」と言う話はあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、実はアメブロへのアクセスデータには、閲覧者以外のアクセスがカウントされています。また、記事を読むのではなく、コメントを書いたり「ペタ」をするだけのためにページに訪れているユーザーも多いので、アメブロのアクセス数とコンバージョン率(顧客転換率)を正確に割り出すことができません。
コメントや「ペタ」をするだけのために集まっているアクセスというのは、コメントの返礼のために自分のサイトに訪れてもらうことを目的とした、アメブロのアクセスアップだけを目的に、あなたのアメブロに訪問しているユーザーです。このほか、アメブロ運営をしているサイバーエージェントの管理部門のシステムや時には「目視」のために、順次アメブロ内の記事を巡回しているアクセスも含まれています。
この結果、一般的に独自ブログサイトとして運営されているアクセス数の2〜3倍程度の数値をアメブロのアクセス解析はカウントするとも言われています。
このような理由から、アクセス解析をもとに改善が行えない、アメブロのアクセスアップを目的とした記事代行はお受けしていません。
アメブロはどんな人に有効か
私の友人にもアメブロを使ってビジネスに繋げている人はいます。彼女はホームページを作るお金がないわけではなく、アメブロとFacebook、LINEを使って上手にビジネスへと繋げています。
最近は連絡を取っていませんが、彼女は、アメブロユーザー同士の交流の中から、上手にビジネスに繋げているのです。
私が知る限り、彼女のアメブロアクセスアップ法は自然体です。ツールも使いません。アメブロにはプライベートな内容が8割、仕事に関する内容が2割といった感じで記事を投稿しています。まさに「日記」です。
アメンバーや読者もいるようで、彼女自身もほかのアメブロの読者登録を行っており、コメントも(自分のアクセスアップを目的としているわけでなく)自然に続けています。
アメブロからの関係はFacebookやLINEにもつながり、共通の趣味などを通じてOFF会でリアルに繋がることもあると言います。彼女の自然な行動をマーケティング的な見地から分析するのは、ちょっと酷なような気もしますが(ですので、名前もブログも公開しませんし、私から彼女をご紹介することもできません)、このアメブロガーは、アメブロでお客を集め、記事で惹きつけ、FacebookやLINEで関係を深め仕事に繋げているわけです。
そして、また、そのつながりが余波を生みアメブロのアクセスアップにも繋げているというわけです。
地道な取り組みかもしれませんが、私はこのブロガーは「やるべきことをやっているだけ」だと思います。そう言えばInstagramも始めたという噂を友人伝に先日耳にしました。
アメブロのアクセスアップをご希望の方へ
アメブロのアクセスアップを望んでいる人に、最後にこれだけはお伝えしておきたいと思います。
アメブロは、ブログ機能とSNS機能を兼ね揃えた、総合ポータルサイト「アメーバ」の中にあるひとつの機能だと捉えてください。もっと言えば、「小さなインターネット空間」だと考えても差し障りありません。
アメブロにアカウントを開設すれば、アメブロ内だけでブログの検索をすることだってできます。アメブロの検索アルゴリズムがどのようになっているのかを、私たちは調査していないため、アメブロ内検索でヒットさせる方法や、どれだけアメブロ内検索が行われているのかは、わかりません。ですから、アメブロ内検索の仕組みを知ることが、どれだけアメブロのアクセスアップにつながるのかは、わかりかねます。しかし、これはある種、Googleの検索アルゴリズムを知って検索上位表示を求める行為にも似ていると思います。
あなたが情報発信を行うフィールドをインターネット全体と考えれば、難しく感じるかもしれませんが、まずはアメーバ・サービス内からと考えてみれば、アメブロ運営者同士の交流なども始めやすいのではないでしょうか。
ブログが珍しかった時代は、ブロガー同士が交流していたようですし、アメブロユーザー同士の交流は今でも盛んなようです。人は共通点があれば、その共通点をもとに信頼関係を深めます。その信頼関係をもとに交流を増やしながら、アメブロのアクセスアップにも繋げ、その交流が広がることでビジネスにつなげることはできないかと、考えてみてください。
- アメブロはいつ、ブログが閉鎖されるかわからないリスクを残している
- アメブロのアクセス解析データでは、改善に必要なデータを収集できない
- アメブロのアクセスには、到底ビジネスには繋がらない、監視用アクセスが含まれている
- アメブロは、サイバーエージェントの取り組み次第で、Googleから制裁が加えられ、その余波がアメブロにも及ぶ可能性は否めない
- アメブロのデザイン仕様が定期的に変更されるため、オリジナルデザインが破壊されることがある
- 余計な広告が多く、読者の視線を記事から奪われてしまう
- そもそも、私たちがアメブロを使っていないので、優位性を正しくお伝えすることができない
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