ブログ記事を書き続けても成果につながらない、もっとも多い理由は「ブログ」が持つ特性を正しく理解できていないことです。
ブログの特性には、まず、ブログは公開すればTwitterやFacebookといったSNSに投稿することが多いという特性があります。
検索アルゴリズムには、個人の閲覧履歴が反映されていることを考えれば、ブログ記事は検索キーワードを意識してコンテンツを作り込むより、SNSなどで繋がっている人たちに向けて記事を書くことが先決なのです。
ブログ記事を書いて、成果につなげるためには、以下のことを意識します。
- 誰に向けて書くか→SNSでつながりのあるお客様や見込み客
- 何について書くか→検索キーワードを意識する
常に、SNSフォロワーを意識して、文章を作成し、何について書くかという「ブログ記事のテーマ」を決める際にキーワードプランナーなどを参考に検索キーワードを選定することで、ブログの特性にあった成果を手にできるというわけです。
ブログ記事を書いても成果につながらない、もっとも多い理由
ブログ記事を書き続けても成果につながらない、もっとも多い理由は「ブログ」が持つ特性を正しく理解できていないことです。
ブログの特性には、まず、ブログは公開すればTwitterやFacebookといったSNSに投稿することが多いという特性があります。
検索アルゴリズムには、個人の閲覧履歴が反映されていることを考えれば、ブログ記事は検索キーワードを意識してコンテンツを作り込むより、SNSなどで繋がっている人たちに向けて記事を書くことが先決なのです。
ブログ記事を書いて、成果につなげるためには、以下のことを意識します。
- 誰に向けて書くか→SNSでつながりのあるお客様や見込み客
- 何について書くか→検索キーワードを意識する
常に、SNSフォロワーを意識して、文章を作成し、何について書くかという「ブログ記事のテーマ」を決める際にキーワードプランナーなどを参考に検索キーワードを選定することで、ブログの特性にあった成果を手にできるというわけです。
ブログで攻めるキーワードと、サイトで攻めるキーワードを混同しては成果が上がらない
前段で「ブログの特性」という言葉を使いましたが、私たちもホームページにはワードプレスを採用していて、ブログとその他のコンテンツを分けて考える習慣が根付いています。
WordPressだと、「その他のコンテンツ」のことを「固定ページ」と呼び、ブログは「投稿」というタブからコンテンツを作ります。
固定ページのURLには、こだわりのURLを使いますが、ブログ(投稿)は、このコンテンツのURLも、そうなっている通り、ランダムに割り振られる数字をURLに採用しています。
このURLに関するSEO的な考え方は、色々ありますが、私たちはそれほどこだわっていません。「日本語URLが良い」なんて話もありますが、SNSなどに投稿する際に記載されるURLがスマートではないという理由だけで、私たちは採用していません。
話は脱線しましたが、この「ブログで攻めるキーワード」とサイト全体で攻めるキーワードでは、自ずと取り扱いが違ってきて当たり前なのです。
検索エンジンは、その検索ランキングをコンテンツ単位で評価しますが、この「コンテンツ単位」での評価には、いくばくかの「リンク効果」が働いています。
外部サイトからのリンクもそうですが、そのコンテンツが含まれるホームページ内のリンクも関係しています。
検索エンジンは「ユーザーにとって役立つ情報」を検索ランキングを決定する要素としていますので、「順序だった、整理された情報」として、各コンテンツ同士の関係も重視していると考えることができます。
このコンテンツ同士の順序は、リンクによって判断するでしょうし、「整理されている」か、どうかをURLの階層から判断すると考えても、それほど矛盾はありません。
もちろん、SEOの情報によると、「サイトの階層構造は検索ランキングに影響しない」という情報も出ています。ただし、閲覧者に役に立つ情報を順序立てて、そして整理して伝えるためには、コンテンツの製作者自身の頭の中が、順序立っており、整理されている必要があると考えます。
私たちは、ブログコンテンツには、この「階層構造」を採用していません。しかし、固定ページでは、この「階層構造」を採用しています。
その理由が、ブログが持つ特性と、固定ページが持つ特性に違いがあるからです。
ブログは公開すれば、SNSでつながりのあるお客様や見込み客に向けて、その公開をお知らせしますので、攻めるキーワードは検索で人気のキーワードかどうかではなく、繋がりのある人たちに関連するキーワードとなります。
「キーワード」というよりも「テーマ」と、考えた方が良いかもしれません。
そうすることで、SNSに投稿したブログ記事のリンクを辿って、該当記事を読んでもらうことができ、さらに、そのブログ記事に付随するその他のコンテンツ(固定ページ)を閲覧していただく機会を増やすことができます。
サイトで狙うキーワードは、すべてのコンテンツを繰り返しSNSに投稿したところで、露出頻度が保たれるわけでもありませんし、ひとつ間違えれば、スパムアカウントとして制限をかけられるようになりますので、やはり、検索経由のトラフィックを意識して、検索で人気のキーワードをテーマにした運営を心がけます。
ブログを書き続けても、成果が出ないもっとも多い理由は、せっかく、すでにつながりがあり、信頼を寄せ始めているSNSのフォロワーなどがいるにも関わらず、その人たちを意識しないキーワードでブログを書いてしまうので、なかなか成果につながらないわけです。
ブログ記事は、読まれて初めて価値が生まれます。
SEO対策や検索上位表示を意識するあまり、SNSに投稿しても、あまり読んでもらえない記事を書いてしまい、検索経由のトラフィックも集まらない記事を書いてしまったのでは、次第にGoogleは「インデックスすら不要なコンテンツ」だと判断するようになります。
そのようなコンテンツが増えれば、「Googleに手間をかけさせるWEBサイト」という烙印が押されてしまうとも限らないので、結果として、ブログ記事を外注に依頼して記事を増やし続けたとしても、成果らしい成果を得られなくなるわけです。
ブログ記事は、当初の目的と日数が経過した後に果たす目的が異なる
ブログ記事のアクセスは、当初の目的通り、SNSで繋がっている人たちから発生します。その後、SNSを通じて拡散されるかどうかは、二の次で、対象のブログ記事を読んだ人は、そのブログ記事に関連する記事を読みます。
この時、検索エンジンは、その閲覧者の閲覧履歴を蓄積し、また、閲覧者は、その記事を発信した寄稿者の情報を今後も参考にするのかを決めます。
私たちは、ブログ記事をすでに繋がりある人との関係強化のために書いているわけです。そして、その当初の目的が達成されるということは、一定割合以上のトラフィックを獲得することになり、時にはブックマークされたり、「まとめサイト」などに掲載されます。
こうなることで、ブログ記事は検索エンジンの評価を得るようになり、次第に検索経由のトラフィックを集めるようになって、息の長いコンテンツとなっていくわけです。
ブログを追加する方針を決めよう
ブログ運営が、ひいてはホームページ運用の代名詞のように語られますので、私たちも、このような考え方のもと、情報をお伝えしていますが、ブログを随時追加更新することで、ホームページから得られる成果を向上させていきたいと考えるのなら、コンテンツを公開した直後の目的と、公開から日数が経過したのちに果たしたい目的を「サイト運営の方針」として定め運営することが欠かせません。
このため、ホームページは「更新が大切」と言われているのだと私は感じています。
ただ、コンテンツを追加すれば良いということではなく、適宜、その方針に沿った改善を行い、情報の更新を行う必要があるわけです。
例えば、ブログを書く際には、既存のページにアクセスを誘導する目的で記事を書くことでしょう。こうすることで、その既存ページへのアクセス経路を増やすことができるようになります。
手を加えないコンテンツに、検索経由のトラフィックが発生する「入口」が、自然増殖することはありません。
しかし、その既存コンテンツに付随するテーマで書かれたブログ記事が追加され続ければ、その「入口」を増やすことはでき、施策によっては、その既存コンテンツにアクセスされる検索キーワードを増やすこともあります。
ひとつの既存コンテンツに対して、長年関連するブログ記事を追加していけば、その既存コンテンツへのアクセスの入口を増やすのと同じように、長年ブログ記事を書き足していけば、過去に書いたブログ記事の最新版や、補足情報を記載したブログ記事を書くことだってあると思います。
そうなると、閲覧者に適切な情報伝達を行うためには、それらのブログ記事同士を関連付け(リンク)させるようになることでしょう。
これらの関連性は、Googleアナリティクスを使うと、どのコンテンツと、どのコンテンツをリンクさせた方が良いのか、また、リンク関係を解消したり、新たな関係に改善した方が良いのかなどを知ることができます。
こうすることで、検索経由のトラフィックを集める役割を果たさないブログ記事を再利用し、既存コンテンツの訴求力を向上させたり、情報発信者としての信用を積み増しできるようになります。
ブログ記事は、検索上位表示を意識して書いても、書かなくても、結果として検索経由のトラフィックを獲得するコンテンツになることもあれば、そうならないことだってあります。
去年は、それほど検索されることが少なかったキーワードでも、何かのニュースをきっかけに、今年は検索の人気キーワードとなり、検索経由のトラフィックを獲得するということだって起こります。
そのため、ブログ記事を書く当初は、SNSなどですでに繋がりのある人に向けたテーマ(キーワード)で、記事を書き、その後のアクセス解析を参考に検索経由のトラフィックを獲得するようになった記事なのかどうかを整理し、検索経由のトラフィックを獲得するようになった記事なら、そのトラフィックを成果に結びつける既存ページへ適切に誘導できるよう手を加えます。
また、日数が経過しても検索経由のトラフィックを獲得していない記事の再利用方法を検討し、改善を加えることで、記事を無駄に足さなくても…記事を書く労力や経費を使わなくても、サイト全体の成果向上を果たすことができるわけです。
ブログ記事を格安で外注化し成果につなげる方法
ブログ記事を代行業者などに外注化して、成果につなげるためには、以下の手順を抑えることがオススメです。
- 代行業者に書かせる記事から誘導する既存コンテンツを決定する。
- 記事代行業者に記事を書かせるためのテーマを既存コンテンツの中から抽出する。
- 既存コンテンツへの「興味付け」となる記事を書かせる。
逆に、次のような売り文句でセールスする記事代行業者には依頼を行わないでください。
- 複数の検索キーワードでご依頼いただいた記事を検索上位表示させます。
- 希望されたキーワードで上位表示する記事を書きます。
特に、上記2つ目に関しては『SEO対策基礎講座』の第1回「SEO対策で結果を出すために専門家に依頼しなくて良くなった理由「其の三」」が参考になると思います。
既存コンテンツの最適化
「既存コンテンツの最適化」と、書いてしまうと、すぐに「SEOの内部対策」を思い浮かべてしまう人が多いので残念です。
もちろん、コンテンツの内部対策として、ページタイトルや説明文(メタディスクリプション)は、大切ではありますが、そもそも、そのページタイトルや説明文を書く際に、検索ランキングに表示されることだけを意識した内部対策は無駄に終わってしまいます。
「内部対策」ですので、WEBサイト全体を見据えた上での「内部」で行える対策を適正化する必要があります。
禅問答みたいですみません。
内部対策には、コンテンツ単位の「内部対策」があり、コンテンツの集合体であるWEBサイト「内部」における各コンテンツが果たす役割を踏まえた対策があります。
これが、前章でお伝えした「ブログの方針」であり、日数の結果によって蓄積されるアクセス解析データが明らかにする、その時々のコンテンツが果たしている役割を最適化させる施策がここに含まれます。
ページタイトルや説明文を考える際にも、このことは有効で、ブログ活用がうまくいくようになると、目的ページへのトラフィックは検索経由よりも、付随したブログ記事から誘導されるアクセスの方が多くなっていきます。そのため、「入口」となっているブログ記事を読んだ人が、違和感なく既存ページを読み始められるような「書き出し」に整える必要があります。
また、既存ページの冒頭を書き換えるのが難しい場合は、ブログ記事からの誘導先を既存コンテンツ内の段落に設定するなどの工夫で対処し、必要に応じて、短めの文章を加筆します。
既存コンテンツの最適化の次に実行すること
既存の目的ページをアクセス解析データをもとに既存のブログ記事との関係性を最適化したら、次は、既存のブログ記事が持っているテーマ以外で検索経由のトラフィックが必要かどうかを検討します。
この場合には、目的ページにアクセスさせるテーマを一旦全て洗い出し、そのテーマへの誘導優先順位を決めると良いでしょう。
ただ、優先順位を決めたからといって、検索エンジンがその希望に沿って検索経由のトラフィックを増加してくれるとは限りません。そのため比較的安価であり、短期間で記事の外注が可能なテーマを選定し発注します。
既存コンテンツへの入り口テーマとして3候補ほど決定したら、その3テーマに付随する記事を各10記事ずつ記事代行業者に依頼します。
投稿する順番は、自由で構いません。
ただし、外注記事をブログ記事として投稿し、SNSにも通知する際には、週に1記事くらいずつ使うことをお勧めします。
なぜなら、外注記事は、どこまでいっても外注が書いた第3者による記事ですので、すでにSNSなどで繋がっている人に対して違和感を与える可能性は否めません。そのため、毎日代行させた記事を投稿すると、この違和感が蓄積し、不信感を与えます。様子を見ながら行うようにしてください。
記事代行業者であるはずの、私たちが、こんなコンテンツを公開している理由
このサイト内を見渡していただいても分かる通り、私たちは記事代行のみのサービスを提供していません。特に、近年では、なぜ、記事代行サービスを受けなくなったのか…なぜ、記事の代行を依頼してはいけないのかを適切にご理解いただくためのコンテンツ作りに励んでいます。
ホームページ制作サービスを専門的に取り扱ったサイトには『SEO対策基礎講座』と銘打って、ホームページの自社作成と運営管理、SEOの自社運営を実現するための講座の無料配信を始めました。
なぜ、私たち自身が提供しているサービスへのお申し込みを減らすようなコンテンツを提供しているのかといえば、それは、実質的な作業はテクノロジーの進化で誰でも簡単にできるようになったからです。
事実、この私がそうだった通り、私はホームページを作成する専門学校などには一切通ったことがありません。10数年前までは見よう見真似でHTMLなどのお勉強をしましたし、数年前にはPHPのお勉強を試みました。しかし、ワードプレスを導入してから、それらの勉強はほとんどしなくなりました。
視覚効果やウェブサイトのデザインに関する勉強もしたことがありません。
なぜなら、米国をはじめとするウェブ先進国(日本は10年以上遅れています)では、莫大なデータを参考に、ウェブサイトデザインがフォーマット化され、それも一つの調査会社や少数のウェブ制作会社だけではなく、用途に応じたウェブサイトデザインは、フォーマット化されていると感じさせるほど、テンプレートが販売されているのです。
これら各社共通する要素を疑う余地はありません。
しかし、日本は遅れているので、この事実を知る人は少ないのです。知っていても、そんな情報を流すと仕事が取れないからとひた隠しにしているのが、日本のSEO業界やホームページ制作業界です。
この記事に掲載されている広告はどんな広告ですか?
きっと、この記事にも広告が掲載されていたことでしょう。
もしかすると、SEO関連の広告が、あなたが閲覧している時には表示されているかもしれません。この記事にはGoogleが配信する広告が、閲覧者の閲覧履歴などに応じて掲載される仕組みを取り入れています。
SEO業者は「自然検索で1位をとって費用対効果の良い…」と、セールスする業者さんですが、なぜ、他サイトの記事に広告を出すような、「言っていることとやっていることが矛盾する」ようなことをするのでしょうか。
ちなみに、この記事には「バナー広告」や「リマーケティング広告」という「広告」が掲載されます。どちらもSEO業者さんが提供してくれるサービスではありません。
こう言ったちょっとした矛盾に(「ちょっと」とは思いませんが)気づかないまま、資金を無駄に浪費していることにすらお気付きでない方が多いので、このようなコンテンツを公開しています。
人は、初めて耳にした理論を信じ込む習性があります。
また、理解できないことに対しても、理屈が通っていると感じれば、それを否定する内容の情報を受け付けようとしません。特に、この「考え方」を変えるような情報に対しては、「損得」が絡むと、通常、人は「現状維持」を選択します。
私たちは、1,700件を超える記事代行案件を通じて、時代の変化とともに記事代行はお客様にとってメリットは少ないと感じるようになり、提供するサービスを改善してきました。そのためにはまず、なぜサービス内容を変更したのかを理解いただく必要があると考え、このようなコンテンツを作成し、発信しています。
私たちが本サイトなどでお伝えする情報は、基本的にSEOやホームページの制作、管理運営を「自己完結」「社内運営」を可能にするための情報です。そして、私たちが提供するサービスは、その自己完結や自社完結のスピードを上げたり、効果を促進するためのお手伝いです。
必要ないと言われれば、必要ないサービスです。
なぜなら、Googleの検索アルゴリズムは誰にも解明できないのですから、その対策を100%再現することはできません。また、実際にそんなことができるのなら、記事の代行サービスなどは行わず、アフィリエイトなどの広告業に専念することでしょう。
また、私たちは、SEOを自社完結し成果向上を果たすための土台作りをお手伝いさせていただいています。
家を建てる時、地域によって地盤の硬さが違ったり、水害リスクが違うと基礎工事が大きく異なるように、私たちは、ご依頼くださる企業様の状況に応じて、どのようなホームページを作成し、SEOも含めた自社管理運営できるウェブシステムの構築をお手伝いさせていただいているわけです。
まずは、SEO対策基礎講座:第1回「SEO対策を業者に依頼する理由が「皆無」な5つの理由と打開策」をご確認ください。